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院長紹介

医療コラム

2011年12月26日

ロコモ(ロコモティブシンドローム)をご存知ですか?

平成19年より登場した新しい概念で、日本語では『運動器症候群』と訳します。

★運動器の機能不全によって要介護リスクが高まった状態
★運動器の機能不全によって要介護となった状態

と定義されますが、簡単にいうと足腰が弱くなり、転倒・骨折の危険性が高くなった状態をいいます。

今なぜロコモの重要性が認識されはじめたかというと、要介護認定者の急激な増加があります。
要介護認定者は介護保険創設後8年間で2倍以上に増加しましたが、
その原因の多くが足腰の衰えによるものや、転倒・骨折であることがわかりました。
また早期に運動器の衰えを発見し、適切な運動をおこなうことにより、
転倒、骨折を大幅に減らすことができることもわかってきました。

自分たちで簡単にわかる検査(ロコチェック)でロコモの可能性がある時は、是非、一度整形外科を受診してみて下さい。
ほとんどの場合は自宅でできる簡単な運動(ロコトレ)で転倒、骨折の危険や、足腰の衰えを大幅に減らすことが出来ます。
詳しくは日本臨床整形外科学会のホームページをご覧下さい。

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